茶会

こちらのスペシャル和栗茶事では、各界著名人が「地域”志”本主義」「栗をはじめとする農業の未来」「食文化の世界発信」などをテーマに語り合います。  

※ご案内 本茶事は一般の方のご参加は受け付けておりません。
当日の茶事で交わされた対話や想いは、会場内の屏風に記録として描かれます。
ご来場の皆さまには、ぜひ屏風を通じてその“語られた記憶”をお楽しみください。

和栗からはじまる、新しい公共──“waguri”を1億3000万人に届けるには?

Host

有働 由美子氏 アナウンサー

Guest
  • 林 克征氏 テレビ東京プロデューサー 

  • 関 治之氏 一般社団法人コード・フォー・ジャパン 代表理事

  • 落合 陽一氏 メディアアーティスト

  • 小橋 賢児氏 The Human Miracle株式会社
    代表取締役

  • 江頭 綾子氏 ヤマハ発動機株式会社 執行役員
    ソリューション事業本部長

日本人の記憶と味覚に刻まれた食材「和栗」。縄文の昔より私たちの風土に寄り添ってきたこの実りが、いま大きな危機に直面しています。農業従事者の高齢化や担い手不足によって、その栽培と継承が途絶えようとしているのです。
この課題に対し、和栗協議会は「うなぎパイ」の春華堂を中心に、自治体、企業、そして農業とは無縁と思われたプレイヤーまでを巻き込み、国境を超えて文化と地域経済の再生に挑戦しています。しかし、草の根の取り組みだけでは限界がある。いかにして和栗という象徴を通じて、日本の一次産業の衰退と文化の断絶を、国民一人ひとりの“自分ごと”に変えるのか──。
本茶会では、和栗を「社会の感度を高めるレンズ」として捉え、情報の届け方、共感の生み方、そして既存のマスメディアと比較しながら“新しい公共”のかたちを、有働由美子氏を正客に迎えて考えます。
農業、食文化、マスメディア、そして市民社会。それぞれの立場から見えてくる、日本が抱える構造的な課題と、その突破口としての和栗の可能性。共創の未来を、茶の空間で静かに、しかし熱く交わします。 亭主は、現代の茶の空間を再定義する茶人・岩本涼氏(TeaRoom)。

ウェルカムティー/日本茶お点前はスウェーデン人の日本茶の人 ブレケル・オスカル。

交わりの道──栗と茶が導く、風土からひらく未来のモビリティ

Host

鈴木 俊宏氏 スズキ株式会社 代表取締役 社長

Guest
  • 松井 宜正氏 天竜浜名湖鉄道株式会社 代表取締役

  • 田中 謙伍氏 株式会社GROOVE 代表取締役CEO

  • 神成 淳司氏 慶應義塾大学 環境情報学部 教授

  • 岩見 麻里氏 日本航空株式会社 中部支社長

  • 坪井 俊輔氏 サグリ株式会社 代表取締役 CEO

  • 熊瀧 潤也氏スズキ株式会社 常務役員
    経営企画本部長

かつて、東海道を往来した旅人は、街道沿いの宿場で一服の茶に癒され、山あいの里で採れた栗に癒しを得ていました。
「道」は文明の母胎であり、「茶の道」「栗の道」もまた、人と土地、産地と都市、感性と経済をつないできた営みの結晶。
本茶事では、「栗と茶」という日本的な風土資源を出発点に、牛馬、帆船、鉄道、自動車、航空、そしてAI・ドローン・EVといった次世代モビリティまで、人類が紡いできた「交わりの道」に焦点を当てます。農山村と都市、産地と消費地、文化と経済──それらを新たに結び直す“移動”とはどのようなものか。現代における地域交通の進化、一次産業の流通変革、分散型社会におけるモビリティの役割を、都市と産地、茶と栗を媒介に未来へと語り合います。 亭主は、現代の茶の空間を再定義する茶人・岩本涼氏(TeaRoom)。

ウェルカムティー/日本茶お点前はスウェーデン人の日本茶の人 ブレケル・オスカル。

栗は記憶、茶はこころ──縄文からつづく和食の風土

Host

熊倉 功夫氏 歴史学者 / 静岡文化芸術大学 名誉教授

Guest
  • 濱崎 加奈子氏 有斐斎弘道館 館長 / 京都府立大学教授

  • 安芸 早穂子氏 歴史復元画家 / 東京大学 協力研究員

  • 松尾 和広氏 松尾栗園 園主

  • 西村 依希子氏 株式会社オープンハウスグループ 社長室 エバンジェリスト / 株式会社竹茗堂茶店

  • 杉山 早陽子氏 御菓子丸 / 和菓子作家

  • 髙栁 裕久氏 浜松いわた信用金庫 理事長

栗。それは稲作以前、森に生きた日本人の糧であり、今も私たちの味覚と精神の奥底に残された「風土の記憶」です。
この茶会では、栗を“日本人の身体とこころに刻まれた味”として捉え、その深い時間軸を一碗の茶とともに静かに見つめ直します。
こうした「風土の記憶」は、四季の営みとともに、田畑や山野で命を育む人々の手によって今も守り継がれています。
食の原点は自然と人が共に紡ぐもの。一碗の茶と一粒の栗を味わいながら、その尊さを、身体の奥にそっと刻み込むように受け取ります。
正客は、和食文化史を牽引してきた熊倉功夫氏。京都、縄文、旨味、考古の視座を交えて語らうこの一服は、“食と人の根源的な結びつき”を、深く味わいなおすための間(ま)となるでしょう。亭主は、現代の茶の空間を再定義する茶人・岩本涼氏(TeaRoom) 亭主は、現代の茶の空間を再定義する茶人・岩本涼氏(TeaRoom)。

ウェルカムティー/日本茶お点前はスウェーデン人の日本茶の人 ブレケル・オスカル。

開港の港から、感動の一服を〜世界をつなぐ茶と栗〜

Host

堀越 隆宏氏 株式会社ありあけ 代表取締役社長

Guest
  • 熊谷 典和氏 株式会社テレビ神奈川 代表取締役社長

  • 三原 一晃氏 株式会社横浜DeNAベイスターズ 専務取締役

  • 須藤 浩之氏 株式会社 神奈川新聞社 代表取締役社長

  • 椿原 靖弘氏 一般財団法人清水港湾博物館 (フェルケール博物館) 副館長兼学芸部長

  • 山口 謠司氏 平成国際大学

  • 夏目 記正氏 株式会社BLUE LAKE Project 代表取締役

  • 足立 哲郎氏 横浜市にぎわいスポーツ文化局局長

  • 岡村 帆奈美氏 株式会社テレビ神奈川 アナウンス部

横浜は、1859年の開港以来、日本文化の伝播と変容の起点として存在しています。新聞、テレビ、野球──いずれも“はじまりの地”として、この港町は西洋の知と技を受けとめ、日本の風土に合うかたちで編み直してきています。
本茶事では、「ありあけ」の理念である“感動創造業”を軸に、日本の開港の中心である横浜港、長崎港、清水港の歴史を「茶と生糸」を起点に辿りながら、地域の魅力を伝えるメディア、シビックプライドを育む野球、未来を世界と結ぶ万博(2025)国際園芸博覧会(2027)などの文化的営みと、「お茶の間」を彩るお茶とお菓子の力が交差する中で、地域のアイデンティティと感性がいかに国内外へ響いていくかを再考します。
横浜・長崎・清水の開港三港の歴史を足がかりに、地域文化との共創を目指すありあけが、地元の新聞・テレビ・野球チーム、そして2027年国際園芸博覧会に関わる方々等とともに、港町が秘める未来への扉を、茶と菓子を愉しみながら探ります。 亭主は、現代の茶の空間を再定義する茶人・岩本涼氏(TeaRoom)。

ウェルカムティー/日本茶お点前はスウェーデン人の日本茶の人 ブレケル・オスカル。

日本の文化を世界へ 〜ジャパンナイトを経て世界にどう伝えているのか〜

Host

MEGUMI氏 俳優 / プロデューサー

Guest
  • 千原 徹也氏 株式会社れもんらいふ

  • 間宮 純也氏 有限会社春華堂 専務取締役

  • 矢花 宏太氏 WRITING & DESIGN PARTNERS Inc. 代表取締役

  • 石上 賢氏 丹青社 B-OWND室 室長 / プロデューサー

  • 片山 友希氏 俳優

カンヌ映画祭ジャパンナイトの開催を行ったMEGUMI氏。映画やアートなどの表現活動が、いま日本の文化に新たな可能性をもたらしています。カルチャーの力によって日本の魅力を再発見し、国内外の人々を惹きつける——そんな“価値づくり×クリエイティブ”の先進的な実践が各産業で始まっています。
本セッションでは、自らも世界を舞台に映画制作を行い、発信してきたMEGUMI氏を迎え、「産業を通じて日本文化はどう変わるのか?」「日本から世界へ広がる文化の可能性とは何か?」を語り合います。日本と世界、生活と芸術、ローカルとグローバルが交差するこの時代において、私たちはどのように“日本の伝統文化”を使って未来をつくるのか。そのヒントを探る時間。 亭主は、現代の茶の空間を再定義する茶人・岩本涼氏(TeaRoom)。

ウェルカムティー/日本茶お点前はスウェーデン人の日本茶の人 ブレケル・オスカル。

命を鳴らす ──音楽と土から考える人間

Host

蓑輪 雅弘氏 ローランド株式会社 代表取締役社長

Guest
  • 仲谷 善雄氏 学校法人立命館 総長

  • 須田 万勢氏 諏訪中央病院 統括院長補佐 リウマチ膠原病内科

  • 西村 やす子氏 株式会社CREA FARM 代表取締役

  • 朝倉 行宣氏 浄土真宗本願寺派 照恩寺 住職 / テクノ法要

  • 宮武 正之氏 TRiECHOES(トライエコーズ)/ 株式会社Ambee 代表

生きることの根源には、“音”と“土”がある。命をつなぐために耕し、育て、口にする。心を響かせるために奏で、聴き、黙る。
音楽と農は、ともに“人間であること”を支える根っこの営みだ。
音楽は、戦争や破壊のあとにも必ず鳴り響く。農は、荒れた土地にも再び命を芽吹かせる。
どちらも、人間の深いところから生まれ、未来に向けて静かに灯をともす行為だ。
この茶事では、ローランド株式会社 代表取締役社長・蓑輪雅弘氏を正客に迎え、“音”と“土”という根源的な資源から、人間の在り方を見つめ直す。 和栗とお茶という風土の恵みを囲みながら、文化とは何か、生きるとは何か、そして人はどのように他者と交わり、希望を鳴らすのか──
静かな対話の中で、その本質に耳を澄ませる時間をつくります。 亭主は、現代の茶の空間を再定義する茶人・岩本涼氏(TeaRoom)。

一服のまえに肩書なし 〜刀を置き、考える土地・人・未来〜

Host

鈴木 康友氏 静岡県知事

Guest
  • 大阪府知事

  • 小原 嘉元氏 株式会社和多屋別荘 代表取締役

  • 龍崎 翔子氏 株式会社水星 代表取締役CEO 

  • 福澤 知浩氏 株式会社SkyDrive 代表取締役CEO

  • 神成 淳司氏 慶應義塾大学 環境情報学部 教授

  • 松尾 和広氏 松尾栗園 園主

〜かつて戦国時代の武士たちが、戦を前に刀を外し、湯をわかし、腹を割って語り合った。その席を21世紀に再現する〜
千利休が、茶の湯を通じて様々な人々をつなぎ、豊臣秀吉が大坂に文化と流通を集め、徳川家康が静岡で平和を築いたように、いま、“新たな茶室”からつながって生み出していくべきことがあるー農業のこれから、移動の未来、生きる意味の再考など。
当茶事では、静岡と大阪という歴史的都市の記憶を軸に、未来を担って行動する方々をお招きし、茶と栗を囲む対話が、人と地域を結びなおす新たな循環や共創のかたちを考えます。
かつての茶事が社会を動かす場であったように、私たちもまた一服の時間から、人と土地の未来を紡ぐ新しい生き方を探ります。 亭主は、現代の茶の空間を再定義する茶人・岩本涼氏(TeaRoom)。

日本茶お点前 嬉野茶時 茶師/茶農家 松田二郎
提供茶:レモングラス緑茶 _嬉野茶と佐賀県(武雄市)産

栗と茶と、出世のまち──浜松がひらくおもてなしのかたち

Host

中野 祐介氏 浜松市長

Guest
  • 田内 浩之氏 湖西市長

  • 髙橋 俊宏氏 株式会社ディスカバー・ジャパン 代表取締役社長 編集長

  • 詩歩氏 絶景プロデューサー

  • 伊達 善隆氏 株式会社鳥善 代表取締役

  • 熊瀧 潤也氏 スズキ株式会社 常務役員 経営企画本部長

  • ロール・ドゥ・クレピー氏 フランス・コルシカ島親善大使(アンバサダー)

  • 井口 恵丞氏 有限会社うなぎの井口 代表取締役

遠州・浜松の風土には、豊かな自然だけでなく、歴史、技術、そして人の往来が幾重にも織り込まれています。
家康と秀吉、ふたりの英傑を育んだこの地は、時代を超えて出世と革新の舞台であり続けてきました。
本茶会では、そんな浜松の風土を“味わう旅”として捉え直し、茶と栗を媒介に、「次世代ツーリズム」のかたちを静かに語り合います。
この地ならではの歴史と文化、ものづくりの現場と結びついた高付加価値な体験。
さらに、多文化共創が息づく地域だからこそ育まれてきた、深く豊かな学びの土壌。
ユネスコ創造都市に認定された浜松には、文化・産業・教育が交差する、新たな旅の可能性が息づいています。
正客には、中野祐介・浜松市長を迎え、グローバル時代の旅がどこへ向かうのかを、 「ここにしかない味」、そして「この地でしか出会えない歴史と物語」を手がかりに、あたたかな一服の中で紐解いていきます。 亭主は、茶人・村山昭宏氏(TeaRoom)。

日本茶お点前 嬉野茶時 茶師/茶農家 北野秀一
提供茶:有機和紅茶 農薬不使用で栽培した純国産紅茶

百年後のまちを想う──味・美・人が織りなす共創の風景

Host

神野 吾郎氏 株式会社サーラコーポレーション 代表取締役社長 兼 グループ代表・CEO

Guest
  • 矢花 宏太氏 WRITING & DESIGN PARTNERS Inc. 代表取締役 / クリエイティブパートナー

  • 山梨 洋靖氏 株式会社創造舎 代表取締役

  • 西村 依希子氏 株式会社オープンハウスグループ 社長室 / 株式会社 竹茗堂茶店

  • 広瀬 拓哉氏 三菱地所株式会社 丸の内開発部 統括

  • 谷中 修吾氏 BBT大学大学院経営学研究科MBA 教授

  • 中村 多伽氏 株式会社taliki 代表取締役CEO

エネルギー、都市インフラ、食、住、文化──暮らしを支えるこれらの領域は、いま脱炭素・分散型社会・多様性の波とともに新たな変革期を迎えています。静岡・愛知を拠点とし、エネルギー供給から都市づくり、フードサービスまでを包括的に担ってきた〈サーラコーポレーション〉。その代表・神野吾郎氏を正客に迎え、本茶事では「まちの付加価値は何から生まれるのか」「100年後に人が集い続ける都市とは?」を問いかけます。
キーワードは、「味」「美」「人」──
記憶に刻まれる味、感性を刺激する空間の美、そして人がつながる仕組み。土地に根ざした「茶」と「和栗」を囲みながら、人がつながり、まちが呼吸する「文化資本としての都市」の姿を、今ふたたび“茶の場”から描き出します。 亭主は、茶人・磯川大地氏(TeaRoom)。

日本茶お点前 嬉野茶時 茶師/茶農家 永尾裕也
提供茶:煎茶(おくゆたか) 甘みが強い品種「おくゆたか」を使用

心と脳に届ける「いただきます」

Host

筏 由加子氏 リボン食品株式会社 代表取締役社長

Guest
  • 山本 雅史氏 株式会社アワーズ(アドベンチャーワールド)代表取締役社長

  • 藤井 悠子氏 株式会社アサムラサキ 代表取締役社長

  • 横江 一徳氏 妙心寺 塔頭 養徳院 副住職

  • 谷本 有香氏 Forbes JAPAN 執行役員 Web編集長

  • ロール・ドゥ・クレピー氏 フランス・コルシカ島親善大使(アンバサダー)

  • 久保田 崇氏 掛川市長

「いただきます」という言葉には、命を受けとる感謝とともに、自然・人・文化との深い関係性が宿っています。本茶会では、食を軸に地域・産業・精神性をつなぎながら、「いただく」行為が心と脳にどのような影響をもたらすのかを多角的に探ります。
正客には、リボン食品社長・筏由加子氏を正客に迎え既存のB2B事業に加え「MINOTTE」や「ピロースプレー」を通じて提案される “食からはじまるケアと調和”思想を中心に、味覚・睡眠・脳・つながりの多層的な循環を見つめ直します。
ゲストには海と発酵の知恵を生かして牡蠣醤油に地域の物語を吹き込んだ株式会社アサムラサキ 代表取締役社長 藤井悠子氏、地域資源を再編集し“体験の場”としてのアドベンチャーワールドを創出した株式会社アワーズ 代表取締役社長 山本雅史氏、食を仏道と結ぶ視点から精進料理を通じて“気づき”を届ける京都 妙心寺塔頭 養徳院 横江一徳副住職、そして未来をめぐる言葉を発信するForbes JAPAN 執行役員 Web編集長 谷本有香氏を迎え、栗の産地である掛川の土に根差す掛川市・久保田崇市長と共に、食卓の向こうにある地域の尊厳と持続性を対話します。
海外からは、栗の名産地コルシカ島の豊かさとスピリットを伝えるロール ドゥ クレピー氏を迎え、日本の「栗」の未来を国際的視野で照らします。亭主は、茶人・村山昭宏氏(TeaRoom)。

日本茶お点前 嬉野茶時 茶師/茶農家 田中宏
提供茶:青ほうじ茶 煎茶を高温で焙煎したお茶

一般参加

あなたも、お茶を一服しませんか?

会場内の「和栗協議会」ブースでは、皆様もお茶を楽しめます。
和栗を使った日本各地の名産も楽しめます。
ぜひWasse会場「C1ブース」にお立ち寄りください。

一般参加 各回9名定員 整理券先着順

7/3(木)

15:30 / 16:00 / 16:30 / 17:00 / 18:00 / 18:30 / 19:00(最終受付)
茶師:ブレケル・オスカル

7/4(金)

15:30 / 16:00 / 16:30 / 17:00 / 18:00 / 18:30 / 19:00(最終受付)
茶師:岩本涼・磯川大地・田中亜実

7/5(土)

17:30 / 18:00 / 18:30 / 19:00(最終受付)
(佐賀)嬉野茶時 茶師/茶農家:松田二郎・北野秀一・永尾裕也・田中宏

和栗茶事の茶とお菓子

生命
菓銘 / 生命

和栗、そして一次産業の未来を願って、瑞々しく生命が芽吹く情景を表現。能登の熟成焼き栗ペーストをこし餡で包み、苔玉に見立てたきんとんをあしらい、南天の葉を添えました。

WAGURI茶つう
WAGURI 茶つう

栗本来の甘さを引き出した遠州産熟成焼き栗ペーストを、フランス・コルシカ島の稀少で伝統的な栗粉の生地で包みました。
茶通とは、茶席で使われる器「楪子(ちゃつう)」が由来のお茶文化を背景に生まれたお菓子です。

新舟の風
新舟の風にゅうふね かぜ

霧の香り漂う玉露茶園に囲まれた山合いの静岡県藤枝市岡部町産の碾茶を使用しました。

会場

EXPOメッセ (WASSE)  NORTH 会場

EXPOメッセ (WASSE) NORTH 会場

茶室イメージ図

茶室イメージ図

一粒の栗から世界へ

和栗協議会

主催 一般社団法人和栗協議会が描く未来と、茶会に込めた想い

「地域”志”本主義」で描く、リジェネラティブなまちづくり

静岡県掛川の貴重な農作物である和栗が、後継者不足や農家の高齢化により、存続の危機に瀕していることを受け、2022年7月「遠州・和栗プロジェクト」が遠州地域の企業・団体9者とともにスタートしました。
栗農家をはじめとする一次産業全体の課題に向きあい地域を持続発展させるため、掛川栗を地域へ周知させ、更には日本全国の栗農家と連携することで、世界に通用する「WAGURI」ブランドの創出を目指し、本プロジェクトを推進しています。
この大きな目標を達成するため、志を同じくする遠州地域の異業種企業や自治体、農業協同組合、大学機関と連携し、2024年に5つの専門部会(生産 / 研究 / 技術 / イベント・商品 / 広報・人事)を立ち上げ、農業支援を行っております。「地域”志”本主義」を理念に、産×官×学×農の業種・世代を超えた共創を進めることで、イノベーティブな包括的コミュニティを構築し、2025年2月には51者へと座組を広げ、一般社団法人「和栗協議会」を設立いたしました。

今回、日本国際芸術祭の「日本の美と心を世界に伝え、未来を創る」というミッションと我々の進めている和栗協議会への親和性を感じ、日本固有の奥ゆかしい精神性や美学をたしなむ「茶の湯文化」と「和栗」の融合を図り、「茶事」という格式高いフォーマットを応用し、「お茶」と「和栗」この2つの地域資産を同時に楽しむことができる世界で唯一無二の「和栗茶事」を開催させていただくはこびとなりました。

共産企業からのメッセージ

株式会社ありあけ

「茶と栗」という日本ならではの文化資源を世界へ発信する本芸術祭の趣旨に深く共感し、 来年創業90周年を迎える“横浜の土産菓子”ありあけとして協賛いたします。開国の港町・横浜で、地域文化に付加価値を添えた商品で感動をお届けし、 横浜の未来に貢献することを目指す私たちは、持続可能な産業と文化の共創を図る本取組みを心より応援いたします。

スズキ株式会社

スズキは、日本の豊かな自然と伝統文化、そして先進の技術が見事に融合したこの取り組みに深く共感しております。 「和栗茶事」が、多くの方々の心をつなぎ、地域の魅力を国内外に発信する特別な場となることを心より願っております。 栗一粒に込められた想いが、訪れるすべての人々に新たな感動と豊かさを届けることを期待しております。

リボン食品株式会社

いつもユニークなお取組みをされている春華堂さんが次に挑戦する「和栗協議会」に心からエールを送ります。 人との繋がりによって高品質で美味しい日本の栗をこれから先何十年、何百年先も続いていくよう持続発展を目指すそのお取り組みは、「栗」から始まる未来への一歩です。
生産者の方々や業界、地域の方々と一つなり、「栗」の可能性を育てるこの挑戦を私たちも応援し、未来の「栗」づくりに貢献できることを誇りに思います。

ローランド株式会社

今回は、色々な活動を行っておられる方々との出会いの場に参加させていただき感謝しております。 同じ釜のお茶とお菓子をいただくことで業界や業種を超えて交流し、グローバルに発されるWAGURIプランドのValue創造に貢献したいと考えております。

株式会社タイミー

タイミーは「働く」に新たな価値を提供する中で、日本各地の文化や誇りにも寄り添ってきました。「和栗茶事」が伝統と革新を融合し、栗という一粒に込めた日本の魅力を世界に発信する姿勢に深く共感し、今回の協賛を決意しました。人の思いと時間が結びつくこの場が、多くの心を動かす体験となることを心から願っています。

サーラグループ

地域とともに歩んできたサーラコーポレーションは、「和栗茶事」が日本の自然・文化・技術を融合させた新たな価値を発信する場であることに共感し、協賛させていただきました。人と人、人と地域をつなぐ場となることを心より願っております。
栗一粒に込められた想いが、国内外の来場者の心を豊かに彩ることを願っております。

協賛

ハーバー
SUZUKI
RIBBON
Roland
Timee
SALA

後援

静岡県
浜松市
掛川市
湖西市

主催

一般社団法人和栗協議会
春華堂
TeaRoom
Heart Catch